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蓮華院金剛寺
座主 木原秀成
 
 
一喝説法
 
21世紀を救う密教の宇宙観人生観(1)
2011.12
 
最近のわたしたちの生活を見渡す時、一見平和で豊かな社会のように見えますが、細かに観察してみると、大変心配なことがいろいろな点で起こっています。

政治、少子高齢化、雇用問題、エネルギー問題等々。又、新たな犯罪が毎日のように起こり、残虐さを増しているようにも感じます。

なぜこのような世の中になってしまったのでしょうか。
 
 宇宙観・人生観のあやまり
 
その大きな原因の一つに、宇宙観・人生観の誤りがあります。

現代人の宇宙観・人生観は、平均的にみて、宇宙観は唯物主義、人生観は個我実有(こがじつう)主義ではないでしょうか。そのために現代の色々な不安や行詰りが生じているのです。

唯物主義の宇宙観とは、宇宙すべてのものは物質でできているという物質中心主義の考え方であり、起こりうるすべての物事は物質を生かすためにあるにすぎないとみています。

又、人生観も人間を物質的にとらえ、その個体を維持するための必要から発生した物欲本能の働きが生命そのものであり、それが自らを守るために自我意識を起こす。したがって、肉体の中に自我があるという個我実有―つまり人間中心の考え方になるということです。

このような現代の唯物主義、個我実有の考え方はいつの時代から唱え出されるようになったのでしょうか。

三井英光師は次のように述べておられます。どの時代でもこのような考え方の人はいたのですが、―少なくとも一つの思想として主張され出したのは18世紀の始め、すなわち今より200年余り前、いわゆる西洋の文芸復興から始まるといってよいのです。

文芸復興はヨーロッパ諸国の中世におけるキリスト教教会や封建諸侯の圧迫より解放されて人間個々の理性にもとづいて、自由に思索し真理を探求して人間生活の幸福をもたらそうとした啓蒙運動です。

その傾向が哲学的にはデカルトのいわゆる「我思う故に我在り」との自我の自覚となり、これにすべての思索の焦点がおかれるようになりました。また政治的には自由民権思想となり、個人の自由と幸福を人生の目的とし、それを確保するために仮に契約して社会を作るというルソーの『民約論』となったのです。 (つづく)


 


 
   
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