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蓮華院金剛寺
座主 木原秀成
 
 
一喝説法
 
21世紀を救う密教の宇宙観人生観(1)
2011.12
 
 宇宙観・人生観のあやまり
 
また、それと並行して人間の理性に基いて自由に真理が探求されることから勢い自然科学の発達となり、機械が作られ工場が建てられて大量の物質が生産されるようになり、いわゆる産業革命の工業時代に入ってまいりました。

そこで、個人の欲望を基本とした自由競争の経済生活を主張するアダムスミスの『国富論』が書かれ、これによって産業は大いに進歩したが、勢い個人の自由意志で資本を投下することによって、やがて強大なる資本に生産機関ならびにその果実が独占されるところの、いわゆる資本主義経済が生じて来たのです。

資本をそのままにしておけば、勢い労働者を搾取することと成ることがわかってきたので、そこで個人の自由な欲望に社会的な制約を加えるのみでなく、むしろ資本の個人所有を認めず社会、ないし人民の共有に移して利益を公平に分配しようとする、社会主義を主張するマルクスの『資本論』が世の注目をあびるようになってきたのです。

かくて自由民権を基本とするアメリカを中軸とする資本主義経済圏と、個人の自由意志に制約を加えてすべての機関を国家社会の公営に移し、個人をそれに隷属せしめていくソ連や中国の社会共産主義の経済圏との対立となってきました。

これらの相容れざる二つの傾向が、今や地球上の各国々を分列せしめ、互いに他を征覇して自らの圏内に塗りかえようと虚々実々の謀略をもって熱戦冷戦を繰りひろげています。

しかも、長足に発達せる科学によって原爆まで作られ、 ボタン1つ押せば地球上は灰燼となるような一触即発の構えで、互いに虎視耽々としている現状です。   この傾向は単に国際間だけでなく、同一国内、同じ民族の間にも二つに引き割いて巷に無益な騒動をくりひろげ、さては一つの家庭内にまで及んで互いに反目する有様を呈しています。

一方この不安に駆り立てられ、或いはそれをまぎらすためにか、物質的な繁栄と刹那的な享楽のみが競い合うことになり、却って公害や事故や犯罪など至るところにひき起して、それをせき止めるすべもなく、いたずらに社会不安や生命不安など相継いで続発している、このところに現代人の救うべからず苦悩があるのです。

三井英光師は以上のように述べているのでありますが、日本の社会も戦後この西洋文明を模範にして栄えてきたのですが、今まさに行きづまりの段階にきており、東洋の文明、特に仏教の中に西洋文明の行きづまりを救う光があることに着目しなければならないのであります。
 


 
   
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