蓮華院金剛寺 国づくり人づくり関連機関
トップ 創寺縁起 行事案内 縁起物 マンダラ記 お問い合せ
運命のしくみ 運命のしくみイメージ
 
夫婦相剋編
絶家編
縦横の法則
 
 
4つの魅力
 
一喝説法
開運人生相談
ご供養・ご祈願
体験談
 
運命のしくみ
 
お問い合せ
 
〒730-0016
広島市中区幟町5-1
広喜ビル5F
TEL 082-222-0910
FAX 082-222-0430
 
メールcenter@kongoji.org
蓮華院金剛寺
 
 
運命のしくみ
 
長男が立たない養子家系編
 
前回では、縦の流れの中で引き継がれている『絶家』の運命果を紹介しましたが、今回は『男の立たない養子家系』編です。
『絶家』の運命果からくるもので、女の子は生まれても男の子を養子として迎えねばならなくなり、次のような傾向があります。
①男の子は、なかなか自分の実 力を発揮できない。
②女の子が家督を継いだりする 場合が多い
③生命力の強い子は家族と衝突 して出て行ってしまったり、 生命力の弱い子は早死にする
④家系が養子をもらうと、家系 の中から他家に養子をださな ければならなくなる
婚期の遅れている男子は、養子に行けば結婚できるという場合があります。
この『運命果』のある家系は、養子をもらってもうまくいかない傾向があります。
 
 佐々木家の4人兄弟
 
男の立たない養子家系』にもさまざまなパターンがありますが、7代続いている佐々木家の家系を例に見てみましょう。
佐々木家には、4人の男子がいます。この4人兄弟に「縦横の法則(vol.68 2008春号 参照)」を当てはめてみます(図①)。
末っ子から順番に家系にさかのぼっていきますから、4男の浩茂さんが父親総吉さんに、3男の正弘さんは祖父公平さんに、次男の次雄さんが曽祖父敬二郎さんに、長男文隆さんがそのの重蔵さんに該当します。
長男文隆さんは、50歳を過ぎていますが、32歳のときに肝臓を悪くし入退院を繰り返しているため独身です。

次男の次雄さんは、すでに他家の婿養子になって奥さんのご両親と一緒に暮らしています。正弘さんと浩茂さんも結婚しています。
重蔵さんの人生から、現在の文隆さんは本来、佐々木家の跡を継ぐ背景は持っておらず、佐々木家から出て婿養子となるべき背景を持っていたことになります。

敬二郎さんには兄の勝之助さんがいました。次男の彼は養子に出されますが、勝之助さんが40歳のときにこの世を去り、勝之助さんに子供がいなかったので、養子に行った敬二郎さんが離縁してこの家の跡を継ぐことになりました。敬二郎さんの人生と照応する次雄さんは、養子に行っています。
長男の文隆さんが結婚しない状態なので、将来は次雄さんが戻ってきて家を継ぐという背景をもっていることになります。


 
 歴史は繰り返す
 
この佐々木家で特徴的な事柄は、他家に婿養子に行ったが途中で離縁され出戻っているというものです。
6代目も4人兄弟で、「縦横の法則」に当てはめてみます(図②)。
勇三郎さんは敬二郎さんと同じように養子に行って出戻っています。祖父の敬二郎の人生を勇三郎さんが繰り返していることになります。
健二さんも他家へ養子になっていますが、これも背景となる重蔵さんの風景を受け継いでいます。

さらに、もう一代前の5代目の3人兄弟も見てみましょう。
福次郎さんは、3代目重蔵さんと同じように他家へ婿養子へ行っています。
このように、婿養子に入った3代目の重蔵さんと、他家への養子となって出戻った4代目の敬二郎さんの運命の相似形が、その後の佐々木家の家系の中に次々と出て、後々の子孫の運命に影響しているわけです。

「歴史は繰り返す」といわれますが、家系の歴史はこのように、はっきりした法則で繰り返しのパターンが現れてきます。
これはつまり、先祖という縦の関係でつちかわれた経験が、兄弟という形の横の関係に移行、展開して何代にも亘るということです。
 
 
 
   
  Copyright(C) RengeinKongoji Hiroshima Japan このサイトは蓮華院金剛寺が運営・管理しています。